2015年5月9日
第112回大阪ベンチャー研究会のご案内
皆様 大型連休は、どのようにお過ごしでしたでしょうか。さて、今月の大阪ベンチャー研究会のご案内を申し
上げます。今月のテーマは「医療・介護・健康とベンチャー」です。3社の経営者の皆様に事例報告を行って頂き、簡
単な質疑応答の後、グループに分かれて深掘りでディスカッションを行い、意見の交換と情報共有などを行います。今
回も案内が遅くなってしまい、申し訳ございませんが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますよう、宜しくお願い
申し上げます。
世話人代表 小西一彦
備考) 今回ご報告頂く方は、いずれも素晴らしい技術をお持ちで、経営的に成功されていて、社会貢献度も高い企業様です。
1.盛本修司氏:http://www.morimoto-iyaku.jp/about
薬(PTP包装)の誤飲事故が多発していますが、盛本氏はこれを根本から解決する技術(ESOP)を開発されました。
2.吉村眞一氏:http://www.osaka-toprunner.jp/project/introduce/asuka/
足底の神経障害に着目した糖尿診断に貢献する足底感覚検査装置を開発され、医療機器としての承認をめざしておられます。
3.伊藤茂男氏:http://www.comf.co.jp/
スマートフォンやパソコンを操作して遠方から家族の様子を見たり介護もできる装置を開発されました。
記
日時:2015年5月16日(土)14:00~18:00(研究会の後で懇親会)受付は13:30~
場所:日刊工業新聞社大阪支社ビル10階A会議室
天満橋駅(地下鉄・京阪)から北浜へ向かって徒歩で約5分、エル・おおさかの前です。
地図 http://www.nikkan.co.jp/cop/cop01200.html 参照
第1部:14:00~16:30 事例報告(テーマ「医療・介護・健康とベンチャー」)
第1報告:「錠剤包装PTP包装誤飲事故を根絶する新包装ESOPの実用化」
報告者:盛本修司氏(株式会社モリモト医薬 代表取締役)
本社・工場・研究所
〒555-0012大阪府大阪市西淀川区御幣島5丁目8−28
TEL 06-6476-5572 FAX 06-6476-5573
http://www.morimoto-iyaku.jp/
<盛本修司氏のプロフィール>
現在:株式会社モリモト医薬代表取締役、株式会社NP医薬 代表取締役
<講演内容の概要>
第2報告:「医療機器進出への挑戦 糖尿病性末梢神経障害診断に
貢献する足底感覚検査システムの開発
-生活の質(QOL)の維持向上のビジネスプラン-」
報告者:吉村眞一氏(株式会社 飛鳥電機製作所 代表取締役)
<吉村眞一氏のプロフィール>
1967年3月奈良県立奈良工業高等学校卒業
1967年4月富士電機製造株式会社入社
1974年3月富士電機製造株式会社退社
1974年4月個人企業として飛鳥電機製作所設立
1975年3月株式会社飛鳥電機製作所設立
1987年~95年 嗅覚誘発電位の測定(論文発表あり)
電子技術総合研究所、大阪大学医学部と共同研究
1988年~95年 味溶液による味覚誘発電位の測定(論文発表あり)
電子技術総合研究所、大阪大学医学部と共同研究
2008年~現在 頭蓋骨埋め込み回路用ケーシング大阪大学と共同
2008年~現在 足首インピーダンス(神戸大学と共同研究)、足底感覚評価 測定
の研究 (産業技術総合研究所、昭和大学、九州工業大学共同研究)
2010年~水素吸蔵合金を用いたレスキュウ用ジャッキの研究開発
(産業技術総合研究所、昭和大学、九州工業大学共同研究)
<講演の概要>
超少子高齢化社会を迎えた日本においては、福祉や医療にかかる費用を抑制し、健康寿命
を延長することが、早急に解決すべき課題となっています。この課題のもと、弊社では、
(1)高齢者の「転倒の予防」を通じて生活の質(QQL)の維持・向上を目指すこと
(2)国民病となりつつある糖尿病の「予備軍」を発見するための客観的指標を確立すること
をテーマに、大学や研究機関と連携して足底感覚検査システムを開発しました。
今回は、この開発の背景および足底感覚検査システムの概要、そして当システムを医療機器
として承認してもらうための取り組みについてお話します。
第3報告:「遠隔操作で行う在宅介護ー有用性と将来性ー」
報告者:伊藤 茂男氏(株式会社 コンフォート代表取締役社長)
大阪市東淀川区東中島1-20-19 新大阪ヒカリビル10階
TEL:06-6326-1739 FAX:06-6326-1613
http://www.itoden-eng.co.jp/
http://www.comf.co.jp/company.html
<伊藤茂男氏のプロフィール>
昭和26年生まれ、昭和48年大阪産業大学機械工学科卒業、同年昭和電気(株)入社、
昭和51年(有)伊藤電気商会入社、昭和63年(株)イトデンエンジニアリング名称変更、
同年代表取締役社長、姫路市のメカトロニクス・メーカー、機械設計、電気設計、
部品製作、組付け、検査、立会い、出荷、等。6年前にからネットワークカメラの
有効性に気づき、平成22年、新大阪に株式会社コンフォートを設立、主にスマート
フォンを使った介護保険向けの事業をしています。関連して、防犯機器、マシン制
御、防災無線放送、デマンド制御、等も行っています。最近の実績として、H26年
7月経産省介護ロボット実証試験採択(総額6千万円)、弊社の第5番目の介護ロボ
ット“介護見守りロボット”の開発、H27年2月姫路城マラソン協賛、兵庫県警と
カメラズーム付15台設置、H27年3月兵庫県姫路市西汐入川水門遠隔制御(大手メ
ーカーの1/40費用)、H27年度姫路市危機管理室依頼防犯カメラ参入依頼、他。
<講演内容の概要>
近年、日本は高齢社会になり、まもなく超高齢化社会に入ろうとしています。誰が、
どのようにして高齢者の介護をするのか。社会のこの大きな問題解決のために、弊
社は、最新のネットワークカメラを活用した「介護モニタリングシステム」(「見守
りロボット」)を開発しその導入に取り組んでいます。ちなみに、このシステムは、
遠方にいる介護者に、「薬を飲みましたか」とか、「どこか体の痛いところはないで
すか」など、インターネットを通じて声掛けを行い、それに介護者もハンドフリー
で返事をしたり、また、介護者がベッドから起き上がる瞬間を画像や赤外線センサ
ーで自動的に検出し、メールやポップアップで携帯に知らせたりする、さらには、
ライブで映像を確認し、遠隔操作で装置をコントロールする、褥瘡を防ぐために、
電動ベッドの傾きを操作したり、などします。昨年11月、国は通信回線付き俳諧
検知機器を介護用品に含めることを正式に認めました。そのため、今後、介護ロボ
ットの市場が急拡大していくことが見込まれます。弊社の出番です。研究会では、
このシステムの社会的有用性と将来性についてお話します。
第2部 16:40~17:50 「グループ・ディスカッション」
3つのグループに分かれて「医療・介護とベンチャー」をテーマに深堀で
ディスカションを行い、最後に、司会(世話人)から、整理して全員に報告
します。
第3部 18:00~19:30 「交流会・懇親会」
会場:「天満橋ワイン食堂 BARVIDA (バルビダ)」
大阪府大阪市中央区天満橋京町2-6
天満橋八千代ビル別館B1
地下鉄谷町線天満橋駅 徒歩2分/京阪本線天満橋駅 徒歩2分
http://www.hotpepper.jp/strJ001017129/
<参加費等>
大阪ベンチャー研究会:http://www.osakaventure.comの年会費は、社会人2000円、
学生1000円、当日会費は、会員社会人は500円(学生は無料),非会員は1000円(学
生は500円)です。会員の方は、神戸ベンチャー研究会http://kobeventure.jp 、
北摂ベンチャー研究会http://www.hokusetsuventure.com
京都ベンチャー研究会http://www.kyoto-venture.comにも会員並みで参加できます。入会費
は無料、年会費は、4月~3月の年間制。新しい会員証を希望される方は受付までお申出下さい。
<ご連絡・お問合わせ>
ご連絡・お問合わせ先:世話人代表 小西一彦 konishikazu@gmail.com 090-3845-8795 まで。
下記をクリックしてご連絡頂くことも可能です。 URL:https://ssl.form-mailer.jp/fms/20fb1c00273526
<インフォーメーション(連携している関西のベンチャー研究会の開催予定)>
1.第112回大阪ベンチャー研究会 5月16日午後2時~6時 (地下鉄・京阪の天満橋駅から数分)
2.第23回北摂ベンチャー研究会 6月17日午後6時~8時半 (JR茨木駅と阪急茨木市駅の中間)
3.第173回神戸ベンチャー研究会 5月23日午後1時~ 5時 (三宮駅前数分「サンパル」の7階)
4.第8回京都ベンチャー研究会 5月13日午後6時~8時半(地下鉄5条烏丸駅から数分)
(詳しくは、各研究会のHPをご参照ください)
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